処暑の候、皆様におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 また、この度の激甚災害にて被災された皆様におかれましては、心よりお見舞い申しあげます。並びに、復興にご尽力されている皆様にはくれぐれも安全に留意され、ご活躍されることをお祈り申し上げます。

 さて、暦の上では立秋を過ぎ、二十四節気の「処暑」を迎えました。暑さ和らぐころとされており、例年ではこの時期、徐々に秋の気配を朝晩感じてくるはずですが、まだほど遠いのでしょうか?いまだ、暑さ日差しとともに厳しい状況が収まる様子が感じられません。年々、今までのような、季節感を感じることが難しくなっているような気がいたします。

 特に今年の夏は天候の移り変わりも激しく、線状降水帯による集中豪雨は各地に甚大な被害をもたらしました。処暑を迎えたこれからの時期は古来より台風の発生も多く、災害の危険が高まる時期となっており、近年の天候不順の悪化を踏まえると、さらなる防災に関する取組みや意識を高めることが重要です。

 まだまだ厳しい暑さが続く今日この頃、そろそろ夏の疲れがでてくる頃です。今年は気候が安定せず、疫病の終息も見通せないなど、身に堪えるような日々が連なっております。

 皆様お忙しい日々をお過ごしかと存じますが、健康にはくれぐれもご留意いただき、この局面を乗り越えられるよう心よりお祈り申し上げますとともに、皆様方のご健勝ご多幸を心より祈念申し上げます。